IC-705 + LC-192(マルチバッグ)グラスファイバーアンテナと、Mコネクタアンテナ取付
LC-192マルチバッグは良くできてはいるものの、ふつうのノートPCが入らないのはショックだった。
それはともかくとして、簡単にアンテナを展開できることを考えてみた。
まずはオートアンテナチューナーとロングワイヤー、とは言ってもせいぜい6mの電線をケーブルキャッチャーに沿わせて伸ばすやり方。
ATUは純正を待たずに中国製のMAT-705を入手、使用している。このATUは金属ケースで、インタフェースもIC-705に合わせてある。
かなり小型に出来ており、LC-192 に IC-705 を入れて、その上のすき間に入れることが出来、アンテナは直付けのBNC2極変換アダプタが、アンテナ窓から顔を出す。
これにアンテナワイヤーとカウンターポイズを接続する。
ケーブルキャッチャーはサンシュン製6mのものだが縮長は44cmでLC-192と良いバランス。
取り付けたまま伸ばしても使えるが少し不安定なので、LC-192と重いペットボトルなどを抱かせて縛る。
このケーブルキャッチャーは先端でも太さ9Φで、しなりが少なく、M5のネジが付いていて非常に使いやすい。
全部伸ばさずに4m程度で50MHzの5/8λとして使うのも良さそう。
その2はIC-705にBNC-MJ(L型)を取り付けて回転留めで、直接Mコネクタのホイップアンテナ、たとえばHFJ-350Mを取り付ける。
回転止めはeBayでも販売されているが、1.5mm厚のアルミ板で自作。
金具には力がかかるものでも無く1mm厚でも良いかも。あまり重いアンテナは無線機が少しかわいそう。
このままでLC-192に入れると、うまい具合にアンテナ窓からコネクタが顔を出す。
HFJ-350Mではなく144/430のアンテナが良さそう。
BNCコネクタ用の回転留めもeBayで売っている。自作も出来る。
その3は同じMコネクタのアンテナ用だが、無線機に直接ではなくLC-192に基台?を取り付ける物。
とりつけると言ってもLC-192サイドのベルトの部分に3mm厚のアルミ板で作った金具を差し込むだけ。説明不要。
これなら、ATUも使える。
この仕掛けが一番安価で使い勝手も良さそう。
使用したMJは半田タイプではなくMJ-SMAJのフランジ付を使用した。
あまり市販されていないが、ネットで探せば見つかる。ケーブルが脱着できるのが良い。
半田付けタイプを使えばもっと安く作れる。
いずれの方式も安定度と安全性を確保するために、ロープやマジックファスナーベルトを用意しておくと良い。
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