« 2021年1月 | トップページ | 2021年4月 »

2021年2月

IC-705 + LC-192(マルチバッグ)グラスファイバーアンテナと、Mコネクタアンテナ取付

LC-192マルチバッグは良くできてはいるものの、ふつうのノートPCが入らないのはショックだった。
それはともかくとして、簡単にアンテナを展開できることを考えてみた。

まずはオートアンテナチューナーとロングワイヤー、とは言ってもせいぜい6mの電線をケーブルキャッチャーに沿わせて伸ばすやり方。
ATUは純正を待たずに中国製のMAT-705を入手、使用している。このATUは金属ケースで、インタフェースもIC-705に合わせてある。
かなり小型に出来ており、LC-192 に IC-705 を入れて、その上のすき間に入れることが出来、アンテナは直付けのBNC2極変換アダプタが、アンテナ窓から顔を出す。
これにアンテナワイヤーとカウンターポイズを接続する。

Conv0012_20210225222401 Conv0013_20210225222401

ケーブルキャッチャーはサンシュン製6mのものだが縮長は44cmでLC-192と良いバランス。
取り付けたまま伸ばしても使えるが少し不安定なので、LC-192と重いペットボトルなどを抱かせて縛る。
このケーブルキャッチャーは先端でも太さ9Φで、しなりが少なく、M5のネジが付いていて非常に使いやすい。
全部伸ばさずに4m程度で50MHzの5/8λとして使うのも良さそう。

その2はIC-705にBNC-MJ(L型)を取り付けて回転留めで、直接Mコネクタのホイップアンテナ、たとえばHFJ-350Mを取り付ける。
回転止めはeBayでも販売されているが、1.5mm厚のアルミ板で自作。
金具には力がかかるものでも無く1mm厚でも良いかも。あまり重いアンテナは無線機が少しかわいそう。
このままでLC-192に入れると、うまい具合にアンテナ窓からコネクタが顔を出す。
HFJ-350Mではなく144/430のアンテナが良さそう。
BNCコネクタ用の回転留めもeBayで売っている。自作も出来る。

Conv00061_20210225222601 Conv000511 Conv0003_20210225222601 Conv00041 Conv0011_20210225222601 Photo_20210226090901

 

その3は同じMコネクタのアンテナ用だが、無線機に直接ではなくLC-192に基台?を取り付ける物。
とりつけると言ってもLC-192サイドのベルトの部分に3mm厚のアルミ板で作った金具を差し込むだけ。説明不要。
これなら、ATUも使える。

Conv0009_20210225222801 Conv00101_20210225222801


この仕掛けが一番安価で使い勝手も良さそう。
使用したMJは半田タイプではなくMJ-SMAJのフランジ付を使用した。
あまり市販されていないが、ネットで探せば見つかる。ケーブルが脱着できるのが良い。
半田付けタイプを使えばもっと安く作れる。

Conv00011

いずれの方式も安定度と安全性を確保するために、ロープやマジックファスナーベルトを用意しておくと良い。

| | コメント (0)

IC-705 Headset Interface Box ヘッドセットをIC-705 につなぐ

IC-705 のマイクジャックは2.5Φ4極というあまり標準的ではない物で、かつ従来のICOMの2ピンプラグとも異なる。
(従来の2ピンが使えるようだ) スピーカ(イヤホン)の3.5Φは標準的なもので、何を持ってきても音は聞ける。
しかしマイクの方は標準のHM-243以外を使おうとすると、まずは2.5Φの4極プラグの調達からしなければならない。
それをつないだらほかのリグとの互換性はなくなるしやっかいなインタフェースである。

あり合わせのマイクと、PTTスイッチが使えるインタフェースボックスを用意して、安いPC用のヘッドセットを使えるようにした。

マイク素子はエレクトレットで、比較的に広帯域のものが多いためかHM-243でも内部回路には周波数特性の補正と思われる回路がある。
そのあたりをまねして3.5Φのヘッドフォン、マイク、PTTインタフェースボックスとした。
標準マイクにある各種キイ(U,D,A,B)はあとでも作れるので、今回は省略した。
どうもPTTのオン/オフでマイク電源の揺らぎでポップ音が変調に乗るが、ボチボチ改善しましょう。


Conv0008_20210225202001   Ic705

| | コメント (0)

« 2021年1月 | トップページ | 2021年4月 »