ATU-100/N7DDC をAH-4/ICOM 同様のインタフェースにする
あちらこちらで、ATU-100のキットの制作記事が見られる。
価格が安いことと、製作結果の再現性が良いことで評判のようだ。
いつものものぐさで、完成品を約10k¥で入手した。
これをアイコムAH-4のインタフェースに改造できると通過電力100WでAH-4と同等?になる。
チューニングスイッチは0.5秒も押せば十分のようで、あとはKEY(ATU→リグ)のPTT信号だけ。
回路図をじっと眺めて居るときちんと用意されているのが解った。PICのRA6,7がそれで、両極性で出力がある。
単体動作をオシロで確認すると期待どおりの動作をしていて、RA6が送信時LowでKEY信号に使える。
以前購入してあったAH-4のインタフェースコネクタの出番がやっと来た。
オリジナルの機能を変えずにそのままそっとリード線を引き出してATU-100とIC-706mk2Gを接続した。
ATU-100の電源はAH-4インタフェースから取って、ATUの電源スイッチの内側か、外側に。
動作は快適で706のパネルで操作ができる。バンドを変えてPTT操作でもスタートする。
だが、ごくまれにVSWRが非常に高くてチューニングできない場合に、KEY信号がHiに戻らないことがあるようで、送信しっぱなしになることがある。
タイミングの問題か、ファームの問題か、現象発生の頻度が低いので追及はしていない。
やり直せば良い・・・アマチュアの特権?
手元のATU-100のファームウェアのバージョンは3.1で、3.2にすればIC-705ともつなぐことは可能。
3.1ではチューニングスタートした途端にVSWRが高くて電力低減されて、5W に届かず、ATUが動けない現象が起きる。
3.1の最低電力は5W、3.2では1Wになっている。
バージョン3.2は既にリリースされていて、GitHUBでダウンロードできるようだ。
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