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2020年12月

IC-705 のオートアンテナチューナはいつ? ATUインタフェースの推定とAH-4の制御手順を理解してみた。実験成功。

IC-705を入手したが、オートチューナ(AH-705??)がまだ発売になっていないようだ。
多分年明けには発売されるでしょうが・・・中国からサードパーティ製が販売されていて、25k円前後の模様。
自作を考え始めて情報を整理してみた。

AH-4 ATUのインタフェース回路と無線機の連係動作 

制インタフェースはAH-4ではKEY, STAT, +13.8V, GNDの4ワイヤーであるが、IC-705のチューナ接続は3.5Φのイヤホンジャック。
KEY    ATU→Rdio    PTT       Low active
STAT Radio→ATU  Start tuning  Low active
と考えてみれば、イヤホンジャックでAH-4と同じに出来ているはず。

とあるところでIC-705のジャックのサービス情報を見つけた。

Tunerjack
それに基づくと下記の接続になる。
705

AH-4の制御動作は次の通りである。
無線機の操作でATUに対してチューニングを起動、無線機はSTATを一時Lowにして動作を起動する。
ATUは応答としてKEYで送信起動する。無線機はモードをCWにして所定の電力で送信する。
(インタフェースを使わず手動でやるとこのモード変更と電力調整がいやらしいのだ) 
ATU自身がチューニングを終えるとKEYをオフにして送信終了し、無線機は元のモードに復帰する。
IC-705はSTATのプルアップ(+4.8V)でATU接続有りを検出している模様。

これでインタフェースを実験してみようと思っているが、いつになるやら・・・

なお以上の情報は何の保証もないので、これに基づいてなにかをして、何が起きても責任はとりませんので、ご承知置き下さい。

注) AH-4回路図は古いサービスマニュアルから切り取り、借用した。

Ah4

以下昨日(上記)の続きの記述。

何はともあれということで、さっそく実験してみた。手元のAH-4につなぎ込んで、AH-4の電源は別口で13.8V供給。
イヤホンジャックのピン配置(信号アサイン)は上記の通りで間違いない。
きちんとチューナーの存在を認識して制御も出来る。左の写真。こうして見るとAH-4はでかい。

Conv00091 Conv00101
制御シーケンスも理解の通りで間違いなさそう。DSOで記録したのが下の写真。
黄色がKEY, 水色がSTAT の各信号。時間軸が変えてあるがいずれもSTATは0.5秒のパルス。
左はチューニング成功、右は失敗。失敗の時はKEY信号の最後が一度復旧してから短くオン(Low) になる。

Dso_12_20_17_39_30_r  Dso_12_20_17_33_02_r

Ah705

 

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ハンディスペアナ Arinst SSA-TG R2, Rigolのスペアナ DSA-815TG、ADF4351広帯域シンセサイザ、ファンクションゼネレータ FY6900 などの紹介

最近手に入れた小物をいくつか紹介する。
一つ目は「スペアナもどき」というのも失礼か、小型スペクトルアナライザ。
35MHz~6200MHzの広帯域で、ちょいちょい使うには至極便利。
最近仕事の都合で、フィールドで400MHz帯の無線機を扱って、トラブルに見舞われたが、こいつのおかげで命拾いをした。
IFは固定で200kHzだが、他の機能はいろいろ付いている。しかし扱い方は至極簡単で、扱い勝っても極めて良い。
気に入っている点を言えば、リチウム電池駆動、トラッキングジェネレータ内蔵で、フルバンド動作する。
特にトラッキングを止めて固定周波数発生としてSGもどきに使える。
よってアンプやフィルタの周波数特性のざっくりとした測定にはもってこいだし、回路のトラブルシュートで、信号源としても使える。
マーカーは4個まで設定できて、画面上への表示も、PC画面でのコントロールも出来、全く問題ない。
Dsc_0000_burst20201219191214458

Arinst SSA-TG R2 US$450であった。原産はロシアなのかも? 今はもうすこし安くなっている模様。

その後購入したデスクトップスペアナRigol DSA-815TG (1.5G TG) US$1100なので上記ハンディの約2.5倍の値段。
Conv00021 Conv0003_20201219192901

昔、スペアナは夢であったが今では少し踏ん張ると手に入れられるようになっている。
この程度の約12万円のスペアナに、50k円程度のオプションソフトを組み込むと占有周波数帯幅など無線機に必要な測定が自動で出来るようになる。なかなかのものだ。国内で購入していては、この値段は実現できない。

次の一品は最近手に入れた信号発生器。

Dsc_0015_r Conv00051_20201219192901
上記の小型スペアナが十分信号発生器として力を発揮しているので、何に使うわけでもなく、約3千円でポチッと・・・。
アナデバのADF4351広帯域シンセサイザの評価ボードのようなものだが、PIC搭載で単体動作が可能。
上記のスペアナもこのICを使っているのか? 信号下限が35MHzで同じである。
出力レベルもそれなりに安定していて試験ジグとしては十分な安定度。
基準周波数が25MHzのTCXO?で高い周波数ではやや当てにならないが、必要なら外部でOCXOGPSDOから作れば良かろう。
購入直後、ろくに仕様も見ずに電源投入して10MHzが出ないと慌てた・・・・出るわけがない。笑い話。

当局の周波数基準はGPS-DOで、ヤフオクで入手したユニットを使っている。

以前はU-BloxU-Centerと言うソフトでGPSレシーバののPPSを変更(1MHz~10MHz)したものと、W-OCXO出力を2現象オシロでにらみながら合わせ込む「人間PLL」であった。
GPS-DO機種はピンキリでいろいろあるが、最近はヤフオクで安く買えるようになっているので、ポチッとやったものを使っている。
この出力はGPSに同期しているわけで、信頼できる制度になっている。これをスペアナの外部REF100MHzのファンクションシグナルゼネレータの基準として接続、供給している。

ファンクション・シグナルゼネレータは安物 FY6900 (US$145) で、外部基準周波数入力端子はないが、内蔵基準周波数が10MHzなので、改造して外部からの入力に切り替えられるようにした。(YouTubeのまねっこ)
この改造で発生周波数も、このゼネレータに内蔵している周波数カウンタ機能も一丁前(0.001ppm以内)の性能になった。

Conv0008_20201219192901 Conv0006_20201219192901

最近の当局のシャックの様子、左が無線機たちで右が測定・工作ベンチ。測定器の右最上位置にあるのがファンクションゼネレータ。

 

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