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CNC3018で自作両面PCB、ついにスルーホール実現 スルピンKIT サンハヤト

自作両面PCBをいくつか作ってみたが、スルーホールが作れないので、いろいろ探していた。
さすがに小生のような素人には無電解めっきは手が届かないし、やる気も起きない。
昔はスルーホールと言えばハトメを使ったもので、今でもそれ用のハトメは販売されているらしい。これも今ひとつそそられない。
WEBを流していて偶然見つけたのがこれ「スルピンKIT」サンハヤト製。「スルピン」なんて言うから検索で引っかからなかったのか?  
あくまでオタク受けすることを狙った命名なのだ。これでサンハヤトさんはソンしてますね。
キット1式で89千円。消耗品もけっこう高価だ。とりあえずポチって実験。

ハトメ式をノウハウのカタマリで劇的に改善した仕組みで,文句ない仕上がり。
一つ一つのスルーホールを作る作業がけっこう時間がかかるが、自作基板で数百のスルーホールを作ることはなかろう。
入手したのは0.8φ用。付属のドリルビットは0.9φのようだ。
実験では、1.0φのドリルでも使えたが、ピンが脱落して作業性が悪い。0.8φではピンが挿入できない。

穴が開いたら、シャープペンシルのようなツールでピンを挿入して、その後ツールを倒してピンを折る。
この状態で付属の鉄台座の上に置き、オートポンチのようなツールでパンチする。この先端が微妙な形になっている。
このピンそのものの構造とオートポンチの先端がノウハウか? ピンは空洞のパイプ状のものに半田が充填されている。
このあたりの仕掛けが特許なのかも・・・

あとは両面に半田こてをあてて半田を補充してから、中の半田を吸い出し(スッポン)てオシマイ。
出っ張りもなくきれいなスルーホールが出来た。
ピンのパイプは半田ぬれ性があまり良くなく出来ているようで、半田は抜けやすい。

この仕上がりで、0.5φのリード線が楽に通せる。通さなくても導通が確保できるか、と言うと、慣れるまでは半田のぬれのぐあいでちょっと信頼度が心配。
リードが通っていれば問題はないのだが・・・導通がとれていないケースがまれにある。
オートポンチの使い方なのか? 半田の流し方なのか? すこし練習してみよう。 いずれにせよハトメよりはかなり良さそう。

通販サイトには「この製品は英国Multicore Solders Ltd.とのライセンスにより、特許製品COPPERSETを基にSunhayatoが企画製造したものです」と言う記述か示されていた。

Conv0002_20200704145901  Conv0001_20200704145901

                     左から スルピン、オートポンチ、挿入ペンシルツール
                     左下はドリルビット、右下は部品取付後ポンチする時の台

Conv00061   Conv00051

スルピンを挿入してポンチで打った状態        両面に半田を流してから半田を吸い取った

 

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