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50MHz デルタループアンテナ 移動用・簡単組立・軽量 1:4バラン利用 

50MHz用簡易なデルタループアンテナを作ってみた。
Webでは制作記事がたくさん有り、以前ハムフェアで2エレを買って使ったこともあるので、今回はそれらの情報をもとに、移動時に簡単に組立、撤収ができる1エレのものを作ってみた。
以前、購入した2エレはガンママッチで、ばらした時の形がかさばる。今回はガンママッチを避けてインピーダンス変換をバランで行うことで、給電部構造をシンプルにした。この構造なら給電部の支持金具が小さく作れればあとはストレートのパイプ4本とワイヤーのみで、持ち運びが楽。
パイプの差し込み部分は結束バンドをストッパーにして、ワイヤとの接続はお馴染みの方法、ワイヤに目玉クリっプの小さいものをつけた。ワイヤーはホームセンタでステンレス撚り線ワイヤに圧着端子を圧着し目玉クリップにねじ留め。パイプを差し込んでつないで約2m、これでワイヤーで先端を引っ張るとデルタループのできあがり。給電部のパイプ保持は90度、約200Ωになるので、その根っこに1:4の変換バランをくくりつけた。バランと言うよりインピーダンス変換が目的。
自宅の駐車場でテストしたが、場所がひどく狭いのとタワーが近くにあってうまく行かなかった。
エレメントのつなぎに短いリードを入れたりしたのだが、無意味だった模様。
長さの違うワイヤ(10cm)数本を用意して河川敷に行ってテストした。(写真)
ワイヤー200cmではおおよそ52.5MHz220cmでは50.2MHzVSWRの最小点。10cm/1MHzか。 
しかし非常にワイドな特性で±1MHz以上でVSWR1.5以下になる。共振点がはっきりしないので、どこかに大きなロスがあるのかと疑ってみたが、余り深く考えないことにした。あるとすればバランかも。他の方の記事を見てもワイドだとのことなので、取り越し苦労と割り切る。
組立は1分以内。以前作った同軸パイプ(60cm)を活用して、使用形態をいくつか想定してみたが、大きく特性が変わったのは車のルーフにマグネット基台で取り付けたケース。これでは中心が49.8MHz程度まで下がる。車テールのアンテナ基台や、三脚に取り付けた場合は余り変化せず50.2MHzあたりが中心。いずれの場合でも移動運用には全く問題ない。

Conv0003_1Conv0004_1
三脚取り付け                  テール基台取り付け
Conv0001_1Conv0002_1
ルーフにマグネット基台           VSWR 50MHzセンター 2.4MHzスパン
Conv0005Conv0007_1
ばらした全部品               同時利用の同軸棒(60cm)
Dsc_0108_r
三脚用 35cmパイプ (Radix製)


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