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インプレッサGP7 騒音(静音)対策 デッドニング 何が効いたか?でも効果あり。

タイヤが7年経過で、ひび割れしたので、ダンロップ ルマンファイブに交換。コンフォームタイヤとのことで、走行性能は今ひとつ?だが、乗り心地と静粛性は明確に違った。今さら走行性能を云々するでもない。静かなのが、老人には良い。

 

そうなると走行時の他の雑音が気になり始めるもの。もともとインプレッサスポーツ(GP-7)は騒々しい車で、その前に乗っていたアウトバックが静かだったせいもあってずっと気にしていた。今回思い立って、エーモンなどの静音化材料を買い込んで設置してみた。

 

1.まずはエンジンルームボンネット裏の吸音、制振。

 

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エーモンの静音計画2670を設置するが、その前に既存の吸音材の裏(ボンネットの鉄板)に制振遮音シート(以前購入した天井裏遮音材の残りを使った)を適当なサイズにしてダブルフェースで接着。その上にオリジナル吸音材を元に戻して、さらにエーモンの防音シートを貼り付けた。意外なことにエンジンルームは密閉努力がなされていない。熱対応か??ゴムクッションがあるのはフロントグラスに向かう部分のみ。あとは空気の流れを整える空気取り入れ口のみ。 1時間半。

 

2.ドアの戸当たりの密閉化。

 

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「風切り音」対策と言われているが、車内外の遮音には効果がありそう。エーモンの2650の類似品が接着テープ同じで長さも長いので、購入。エーモン4.3mx21481円、互換品8mx21860円いずれもアマゾン。ドア1枚あたり4m弱ゆえ、エーモンでは不足。 
ハッチバックドアにも設置。 いずれもドアが閉まりにくくなるが、思いきりしめること。慣れ。

接着面清掃に手間取り1~2時間。

 

 

 

3.高速道路走行時の風切り音対策として、ボンネットとワイパ-部のつなぎ部分の凸凹による空気の乱流での音を、流れを整流をして静かにする部品、エーモン2648、これは理屈に合っていそう。速度との関連が微妙に効くか?? 昔のラリー車のボンネット上に、別の目的で数センチの板が立っていたのをふと思い出した。 5分程度。

 

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4.同様にサイドバイザーの風巻き込み防止のエーモンの部品購入。エーモン2647 これの接着力がやや心配だったが、数日後でも特にハガレは見られない。長さは要注意。一つのドアに約1m必要。2セットが必要。 10分程度。

 

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5.室内床マット下に遮音板(シートではなく新築時に余った重量パネル45x90)半分にカット、遮音シートを適宜敷いたのみ。4カ所。
床の吸音材などをはがす手間を嫌って手抜き工事。最初からけっこうしっかり吸音材が入っている。
本当は床の鉄板に直に制振材を貼り付けたかった。 30分程度。

 

6.トランクルームスペアタイヤハウスの制振、防音。
タイヤは積んでいないので、空洞のまま。その壁に制振遮音シートを10cm幅のダブルフェースで貼り付け。

共振しそうな広い面にべたべたと。その後空間を埋めるために、吸音材がなくて、古いバスタオルを置いた。さらに発泡スチロールボックスの蓋はハードボードだが、これの半分に遮音シートを挟み込んだ。トランクルームのガラクタ整理も含め、1時間程度。

7.ハッチバックドアの制振。
内張を剥がして、ボディー(アウター)に制振材貼り付け。インナーにも貼り付け。さらに内張裏にも貼り付け。内張が振動して音が出そうな端部とボディに間に風切り音対策ゴムの余りを貼り付け。
ハッチバックドアの受け金具の周辺の内張内部空洞に吸音スポンジと遮音板の端切れ挿入。 30分程度か。

8.ライセンスプレートと飾り枠の防振。
プレートとボディの間と、プレートと飾り枠の間に風切りゴムの余りを小さく切ってはさんだ。

9.スピーカー周りの改善。

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高速道路走行時のラジオが聞きずらくなるのがどこまで良くなるか・・・と言うことで、スピーカー周りの制振・防音(デッドニングと言うらしい)も実施。 エーモンのセット2441(2スピーカー用)を購入し、あとは自分で材料を集めた。ドアのアウターとインナー両方に制振シートをかなりふんだんに貼り付け。音響改善というより車外音の侵入防止に効果がありそう。スピーカーの裏のあたりのアウターパネルに制振材と吸音材を集中させる。スピーカーはインナーパネルに密着しているので、背面部を密閉度を上げて音質改善を期待することにして、インナーパネルのサービス用の窓・穴を全て制振シートでふさいだ。 4スピーカーで全て実施し、一日仕事になってしまった。ドア一枚に約1.52時間かかる。

10.前後のドアの間のすき間ふさぎ。
エーモン2652、は後ろのドアの角にはめ込んで、まえのドアを閉めるとすき間がふさがれるもの。取り付けは簡単だが、効果はどうだろう。ボディー周りで空気の整流をする一連の改善と同様、高速道路での効果を期待。数分で完了。

これだけ全てを作業して、中一日「休養」をして3日、実働2日の作業になった。

今回制振、遮音に活躍してくれたのは大建工業の遮音シートで、ずっと以前に建物の遮音用に購入した残りがあって、それを流用した。一巻き10m(94cm幅で4千円弱)が、今回は残りの4mくらいでまにあった。かなり効果が期待できる。一巻き10mの重量は約20kg、厚みは1.2mmでかなり重くて、効果はありそう。アマゾン、近所のホームセンターで入手可能。これの白い繊維質の面に幅広のダブルフェースを貼って、ローラーでゴリゴリと密着させておき、はさみで好きな大きさにカットすると使いやすい。制振材「自動車用」として売られている物は一般に高価で、効果が??。

ちょいとテスト走行してみると、もともと騒々しい車だったので、効果は明らかと、言うより絶大で、高速道路を走行しても風切り音が気にならなくなり、ラジオも聞きやすくなった。
こうした対策は高音域のエンジン音や風切り音の静音効果に大きいが、足回りから来る低音域の雑音について、今回はたまたまタイヤ交換で効果が出たが、それなしにはなかなか難しいという感触だ。

手が着かなかった、フェンダー内部タイヤハウス内面、エンジンルームの防音遮音徹底、エンジンルームと室内隔壁の遮音強化、天井版の制振などなど手間のかかることはいくつかまだ出来そうだが、もうおなかいっぱいという感じ。なんだかんだと1万円くらいかかったかも知れぬ。それでも、プロに依頼すると効果もあろうが一桁上の費用の模様。この辺で一件落着とする。

なおスマホのアプリの「騒音計」もどきは周波数特性が見えないので、体感と著しく差が出ているような気がして今回は頼りにしなかった。 その後見つけた「デシベル X」というアンドロイドアプリはお金を出せば、(200円?)重み付け「A特性」で測れて、記録も出来るようだが、Before/After が出来ないので、遠慮。

 

 

 

 

 

 

 

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