天体写真とソニーNEXの相性 NEX-5 201310
月の写真やら天体写真やらを写し始めてかれこれ1年近くなる。
当初はズーム倍率が大きい一眼のような格好したデジカメ(ネオ一眼?)を使っていたが、いざ望遠鏡をつなごうとすると不都合が多すぎる。
で、今ではヤフオクで落としたミラーレス一眼NEX-5(1万5千円)をスターショップさんでフィルタ除去改造(1万8千円)をしてもらって使用している。他にC3、5N、KissX5も有るが、もっぱらこの改造機を愛用。半年くらいになったか。
NEX-5を天体写真に使ってみて、あくまで入門者として、印象を。
小さくて軽い。なんと言ってヤフオクでも安く買えるし改造リスクが軽くなる。
ライブビューでそこそこ星が見える。拡大表示するとフォーカスも楽。モニターが一応バリアングル。
キャノンはノイズが少ないと言うが、これも少ない方ではないか?内蔵のノイズリダクション無しで、ISO3200まではなんとか使えると思う。あくまで初心者は。6400になるとちょいと無理があるか。ダーク処理は面倒でやったこと無い。
キャノンのレンズを使用するためのマウントアダプタが安価で種類が多い。2千円前後。従って色々なキャノン用レンズがマニュアルモードで使える。ヤフオクでの入手も楽。
そのマウントアダプタの厚み(フランジバック?)が大きく、その中にフィルターが組み込みやすい。49→48(2インチ)のステップダウンリングを接着固定しておくと市販の比較的安価な2インチフィルターが使える。写真の中央のアダプターがフィルター組込。ミラー一眼をそのまま使ったのではこの芸当は出来ぬ。
画素数は十分すぎる。まあ感度がそこそこだから良いことにする。(写真はシグマの170~500APOズームキャノン用を取り付けた様子)
許せないのはリモコンが赤外のみで、インターバル撮影が出来ないこと。2分露光で4~8枚撮影なんて、暗い中でストップウォッチ(か料理タイマー)でつきっきりになる。
バルブ対応のインターバルリモコンはIcasさんhttp://icas.to/lineup/ir-rmt-nex.htmで販売しているものだけの模様。猛烈高価で、1万6千円!(カメラより高い)。これのコントローラーは他の一眼用のインターバルタイマーリモコンを利用している。 スイッチサイエンス?さんのはバルブに対応していない。
作れば良いじゃないか・・・悪魔のささやきが聞こえる。で、作り始めてしまった。
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